喫煙による髪への影響とは🚬

喫煙による髪への影響

ご存知のように、タバコには多くの有害物質や化学物質、発がん性物質を含んでいます。
男性にも悪影響を与えますが、男性と異なった生理周期を持っている女性にとって、例え子供を産む予定がないとしても、悪影響を与えるのです。

 

 

目次

1⃣タバコの身体への影響
2⃣喫煙が髪に与える影響
3⃣ニコチンの影響
4⃣サプリメントでは補えません!
5⃣喫煙者の薄毛対策について
6⃣喫煙者のためのヘアケア方法
7⃣まとめ

 

①タバコの身体への影響

タバコには様々な有害物質や化学物質を含みます。

その中には、およそ60種類以上もの発がん性物質も含まれているといいます。

 

発がん性物質は直ちに髪に影響を与えるものではありませんが、

ニコチンなどの化学物質は、血管や自律神経に影響を与えてしまいます。

タバコは自律神経のバランスを崩し、身体を興奮・覚醒した状態にします。

すると、頭皮を始めとする身体からは、汗や皮脂が分泌され毛穴を詰まらせてしまいます。

 

 

②喫煙が髪に与える影響

 

喫煙している人は自分で健康によくないとわかっていてもやめられないですよね…

タバコを吸うと、体中の血管が細くなり、それまで血液によって身体の隅々まで行き届いていた栄養や酸素が、細胞に届かなくなるのです。

本来髪にいきわたるはずだった栄養がなくなってしまい、

髪は常に栄養不足の状態で、当然髪へのダメージは相当大きいと言えます。

これは、身体の末端になればなるほど顕著に影響を受けます。

頭皮には、強くしなやかな髪を作る細胞が沢山あります、

それらの機能が衰え、結果としてハリ・コシのない髪が生えてきてしまいます。

 

 

③ニコチンの影響

ニコチンの影響は大きく、血液を運ぶ血管を収縮させます。

頭皮は血行不良になり栄養も水分も髪には届きません。

血液によって全身に酸素や栄養が運ばれているので血流が悪くなると十分に体が機能しません。

その結果、代謝が著しく低下してしまいます。

 

一般的に、タバコを1本吸うと体温は2℃低下すると言われていますが、

原因は血流が悪くなるところにあります。

血流が悪くなれば、身体の末端にまで十分に血液が行き渡らず、

本来必要な栄養や酸素が届かなくなってしまいます。

 

■ニコチンの頭皮への影響

 

栄養は、まずは生きていくために必要なことに使われるので、頭皮は後回しにされてしまいます。

ですので、当然血流低下で頭皮や髪に必要な酸素や栄養素が全く運ばれなくなってしまいます。

必要な栄養や酸素が減れば、細胞は死滅し、毛髪を作っている頭皮の細胞も弱まっていき、結果として薄毛・抜け毛につながっていくわけです。

食事などでせっかく取った栄養が、

タバコを吸う事で身体から失われてしまうのです。

髪にとって重要と言われるビタミンB、C、Eなどが失われると、

髪そのものをつくるたんぱく質が十分に頭皮に届かなくなります。

 

もちろん、ビタミンが失われるということは、身体全体の不調にもつながっていきますから、「喫煙してもビタミンを沢山取ればいい」と考えるのではなく、喫煙を減らす、可能であれば喫煙を止めることを考えることも必要です。

 

 

■ニコチンの髪への影響

 

必要な栄養が全くない状態で乾燥がひどくなると頭皮はダメージで髪を育てることが出来なくなり、新たな発毛も出来なくなります。

喫煙によって抜け毛や薄毛に次第に繋がり、
自分はこれまでも平気だったから大丈夫という過信はなくし

喫煙の悪影響をしっかりと把握して、可能ならば禁煙して健康な生活を取り戻しましょう。

喫煙することはこのように髪にも悪影響ですから、当然身体全体によくありません。

喫煙は肝臓に大きな負担をかけているのですが、肝機能が向上してこそ育毛効果があるのです。

 

 

4⃣サプリメントでは補えません!

 

禁煙外来というものも耳にします。

最近は様々なビタミンサプリメントが販売されており、「それを飲んでいれば、喫煙していても大丈夫」と考える人がいます。

『これは大きな間違いであり、危険な考えです。』

タバコの悪影響によって失うものは、ビタミンサプリメントではとても補うことができません。

根本的な解決は、禁煙以外ありえないのです。

確かに、髪の毛は加齢によって細いものしか生えなくなっていきます。

それは、人間であれば、多かれ少なかれ誰にでも起こる現象です。
しかし、タバコはその現象を凄まじいスピードで加速させてしまうのです。

「今は大丈夫、いつか止める、私は関係ない・・・。」
タバコを吸っている人のほとんどはそう考えています。

 

理想的なのは、すぐ喫煙を止めることですが、習慣を変えるのはなかなか難しいでしょうし、そもそも喫煙習慣というのは、ニコチン依存と言う中毒症状です。

本当に喫煙を止め、ハリ・コシのある髪を取り戻したいと考えているのであれば、禁煙外来などの治療を受けることが近道だとも言えます。

 

 

5⃣喫煙者の薄毛対策について

 

どんなに食事に気をつけて、前述の通りサプリメントを摂取していても、

毎日のタバコによって大量に消費されるビタミンやミネラルの栄養素の方が大きいので全く追いつきません。

育毛剤を頑張って使い続けていても、タバコはそれを簡単に打ち消します。

まさに喫煙習慣は育毛生活においての条件の真逆のことをやっているということなのです。

タバコを吸い続けると肝臓はフルで解毒作業を強いられているのです。

頭皮や髪に栄養を運ぶためには、健康な肝臓が必要不可欠なのです。

喫煙による負担で肝臓を悪くしてしまうと健康な毎日は送れません。

 

喫煙習慣を見直す
後悔しないように、自分の体を一番に考えて喫煙習慣をもう一度見直しましょう。
不健康な体なのに髪だけ健康なんていうことはあり得ません。

育毛剤やサプリメントでの解決を考えてもムダなのです。
健康な体と健康な髪、それとタバコとどちらが大切かもうすでにわかっているはずです。

喫煙と薄毛は密接な関係ですし、喫煙と育毛は成り立ちません。

喫煙習慣をやめたら薄毛が飛躍的に改善したという体験談をよく聞きます。
喫煙者で薄毛に悩んでいる方は、禁煙することで薄毛を予防しましょう。

 

 

6⃣喫煙者のためのヘアケア方法

 

ヘアケアの効果を得るにはタバコを止めることが不可欠なのですが、

どうしてもやめられないという人が多いのが現状です。

髪に欠かせないアミノ酸は喫煙によって減少します。

アミノ酸が不足すると髪はたちまちやせ細って抜けてしまいます。

ですので、喫煙者のためのヘアケアとしては、アミノ酸を補うためアミノ酸が入ったシャンプーを使うのは効果的です。

足りないアミノ酸を外から補う形です。

タバコを吸うたびに血管が縮んでいるので、頭皮の血行を促進するような育毛剤、ヘアケア商品を使いましょう。

さらに頭皮マッサージをこまめに行い、食事に気をつけてヘアケアを丁寧に、

タバコによって大量に消費されて不足している栄養素のビタミンCをたっぷり摂りましょう。

育毛を考えてヘアケアをこまめに丁寧にすることはとてもよいことです。
本来は喫煙をやめてしまうことが一番ですので、

髪のために禁煙成功させるのがベストだという事は頭に置いておきましょう。

 

 

7⃣まとめ

タバコは百害あって一理無し。

タバコを止めれば、即抜け毛や薄毛が改善されるというわけではありませんが、

現在の髪が置かれている状態を作りだしている要素のひとつには、必ず喫煙が挙げられます。

タバコを止める、禁煙をすることは難しいことではありますが、

将来的な心身の健康と、抜け毛・薄毛改善のために、禁煙グッズや病院などでの治療を受けることをお勧めします。

そうした取り組みが、髪を健康的に蘇らせてくれるはずです